片山右京が、南極大陸最高峰となるビンソンマシフ(4892m)の登頂に成功した。オフィシャルサイトによると、片山右京は12月11日に日本を出発。チャレンジ前日まで悪天候により約1週間足止めを食らったが、天候が回復した26日午前9時ごろにガイドと2名でキャンプを出発。5時間後に山頂に到着し、その後、無事ハイキャンプに下山したという。
元F1ドライバーの片山右京は、昨年12月に富士山で遭難。一緒に登っていた事務所の男性社員ら2人を亡くし、テレビ出演などの活動を休止していたが、警察から捜査終了の連絡を受け、遺族の理解も得られたことを受け、今年3月から活動の再開をさせていた。今回の登頂で、片山右京は七大陸最高峰7座のうち5座めの登頂成功(1996年モンブラン、1998年キリマンジャロ及びエルブルース、2008年マッキンリー、2009年アコンカグア)を果たした。