マックス・フェルスタッペンの去就を巡る憶測が加速するなか、オスカー・ピアストリのマネージャーを務めるマーク・ウェバーが、レッドブル移籍説について即座に否定した。フェルスタッペンがマクラーレンへ移籍し、その空席をピアストリが埋めるとの報道も浮上しているが、ウェバーは「メディアは間違っている」と一蹴。2027年のドライバー市場を巡る憶測は一段と過熱している。
ウェバーがピアストリのレッドブル移籍説を否定F1の2027年ドライバー市場では、フェルスタッペンの契約解除条項が夏休み前のランキング次第で有効になるとされており、各チームの動向に注目が集まっている。F1-Insiderは、フェルスタッペンがマクラーレンへ移籍した場合、その後任としてピアストリがレッドブルへ加入する準備ができているようだと報じた。この報道について質問されたウェバーは、一度は「誰にも分からない(Who knows?)」と含みを持たせるような反応を見せた。しかし、ピアストリのマネージャーでもあるウェバーは直後に発言を修正し、「メディアは間違っている」と明確に否定。レッドブル移籍説を一蹴した。フェルスタッペン移籍ならマクラーレンにも影響一方で、フェルスタッペンの去就は依然として不透明だ。報道では、レッドブルとの契約解除条項は2026年夏休み時点でドライバーズランキング2位以内に入っていなければ発動可能とされている。現在フェルスタッペンはランキング7位で、条件を満たす可能性が高まっている。さらにF1-Insiderは、マクラーレンの有力スポンサーやバーレーン政府系ファンドの支援により、フェルスタッペンが要求する契約条件も大きな障害にはならないと伝えている。また、ジャンピエロ・ランビアーゼをはじめレッドブルの主要スタッフ流出も続いており、チーム内の先行きに不透明感が増していることも移籍説を後押しする要因とみられている。ピアストリにも契約解除条項があるとの報道一方で、ピアストリ自身にも契約解除条項が存在すると報じられている。その内容は、2026年夏休み時点でドライバーズランキング5位以内に入れなかった場合に発動できるというものだ。現在のランキングではランド・ノリスが5位、ピアストリは6位で、その差は15ポイント。残るベルギーGPとハンガリーGPの結果次第では、この条件を満たす可能性も残されている。もしピアストリが契約解除条項を行使して退団すれば、マクラーレンはフェルスタッペン獲得に向けたシートを確保できることになる。もっとも、現時点ではウェバー本人がレッドブル移籍説を明確に否定しており、今後の焦点はベルギーGPとハンガリーGP終了時点のランキング、そしてフェルスタッペンとピアストリ双方の契約条項が実際に行使されるかどうかに移っている。