マックス・フェルスタッペンの去就を巡る憶測が続くなか、レッドブル・レーシングが将来的な後任候補としてオスカー・ピアストリに注目しているとの報道が浮上した。さらに、ピアストリのマクラーレンとの契約には、一定の条件下で発動できる解除条項が含まれているとされている。現在のF1ドライバー市場は大きな動きを見せていないが、その背景にはフェルスタッペンの将来が大きく影響しているとみられている。
2028年までレッドブルとの契約を結んでいるものの、契約には離脱を可能にする条項が存在するとされており、引退や他チームへの移籍の可能性がたびたび取り沙汰されている。ピアストリの契約解除条項に注目ドイツの『F1-Insider』のラルフ・バッハによると、ピアストリのマクラーレン契約には2028年までの長期契約が結ばれている一方で、2026年シーズンの夏休み時点でドライバーズランキング5位以内に入っていなければ契約を解除できる条項が盛り込まれているという。2026年の夏休みは7月24〜26日のハンガリーGP終了後に始まる。現在のランキングではピアストリは5位につけているが、6位ランド・ノリスとの差はわずか2ポイント。さらに7位のマックス・フェルスタッペンも17ポイント差に迫っており、順位争いは非常に接戦となっている。この状況から、もしピアストリがトップ5圏外へ転落した場合、契約解除条項が有効となる可能性があると報じられている。レッドブルはフェルスタッペン残留を最優先報道によれば、レッドブルは依然としてフェルスタッペンの残留を最優先事項としている。しかしチーム内部では離脱の可能性を完全には否定できず、有力な代替候補としてピアストリの状況を継続的に監視しているという。フェルスタッペンについては、夏休み時点でランキング2位以内に入っていなければ、8月から10月にかけて契約解除条項を発動できると考えられている。もしフェルスタッペンがレッドブルを離れる決断を下した場合、ピアストリが後任候補として浮上する可能性は十分にあるとの見方が広がっている。ノリス優遇疑惑も過去に浮上ピアストリの契約には、成績条件以外にも離脱の余地があるとの噂が以前から存在している。2025年シーズンには、マクラーレンがタイトル争いにおいてランド・ノリスを優遇しているとの指摘が一部で浮上した。これを受け、一部メディアはピアストリの契約に「チームがノリスを優先していると判断した場合に契約解除を検討できる条項」が存在すると報じていた。真偽は明らかになっていないものの、フェルスタッペンの将来が不透明な状況のなかで、レッドブルがピアストリの契約内容やチャンピオンシップ順位を注視していることは確かなようだ。現在のところ、フェルスタッペンの離脱もピアストリの移籍も現実化しているわけではない。しかし2026年夏のランキング次第では、ドライバー市場を大きく揺るがす展開へ発展する可能性がある。