スクーデリア・アルファタウリのニック・デ・フリースは、2023年F1第10戦オーストリアGPの決勝を15位でフィニッシュ。レース後、追加で15秒ペナルティを科されて17位に降格した。パルクフェルメコンディションでマシンに変更を加えたため、デ・フリースはピットレースからレースをスタートした。
「いいレースになったと思う」とニック・デ・フリースはコメント。「パフォーマンス向上のために昨晩マシンに変更を行い、レースはピットレーンからのスタートだった。序盤のバーチャルセーフティカーによって全車のギャップが縮まり、僕たちにとって有利な展開になった」「マシンの力を最大限に引き出すことができたと思うけど、トップ10で戦うには力が足りなかっただ」「スチュワードからのペナルティーは受け止めるけど、ただ限界を見つけようとしていただけだ。でも十分なギャップを築けていたので、ポジションに影響することはなかった」「改善点はまだあるし、目指しているレベルではないけど、着実に改善していけるよう努力する」結局、ポジションが降格したニック・デ・フリースは、同じノーポイントのライバルであるローガン・サージェント(ウィリアムズ)が13位でフィニッシュしたことで、ドライバーズランキングで最下位に後退した。