ニック・デ・フリースが、2023年の開幕戦F1バーレーンGPにむけての意気込みを語った。『2019 F2チャンピオン」『2020-2021 フォーミュラEチャンピオン』という肩書とともにスクーデリア・アルファタウリから待望のF1フル参戦を果たす28歳の“オールドルーキー”であるニック・デ・フリースには大きな注目が集まっている。
「今年最初のレースにむけて間違いなく準備はできている。昨年の10月にはグリッドにつくことがなんとなくわかっていたので、準備期間も長かった。この5、6、7ヶ月の間だけでなく、生涯を通じてこの瞬間を待ち望んでいたし、間違いなく自分ができる限り準備はできていると感じている!」とニック・デ・フリースはコメント。「テストは本当に良かった。多くの周回を重ね、プログラムを実行し、パッケージについて多くを学び、さまざまなことをテストすることができた。ミッドフィールドはとてもタイトになりそうだから、僕たちのポジションを読み取るのは難しいけど、上位に食い込めることを願っている。ラップタイムがコンマ2秒違うと順位も大きく変動するし、週末ごとに少しづつ変わるから難しいけど、ベストを尽くす」「昨年のマシンは1回しかテストしていないけど、今年のマシンは明らかに進化している。グリッド全体を見渡すと、誰もが自分たちのパッケージを少しずつ最適化しようとしているし、僕たちもそうだった。僕の率直な感想は、ルールは変わらないから、根本的には2台のマシンに大きな違いはない。ただ、僕はこれまでと違うPUサプライヤーと仕事をすることに適応しなければならなかった。当然、仕事のやり方は常に少し違うけれど、何マイルも離れているわけではないし、かなり簡単なことだ」「初めてのF1フルシーズン、グリッドでのどのような気持ちになるだろう? クルマの中にいるとき、エンジンに火が入ったときは、自分とクルマだけだから、実際にはとても静かなんだ。他でのグリッドでライトを待っているときとあまり変わらないと思う。実際には別のクルマになるだけだ。だから、他のマシンと大差ないと思う。それよりも、週末やその数日前に感じるサーカスのようなものが少し違うかもと感じるしれないけど、それ以外は、僕は何度もスタートを経験しているから、今回もそうなるだろう」
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