ニック・デ・フリースが、2023年からスクーデリア・アルファタウリでスタートするF1キャリアで使用する固定カーナンバーに“21”を選択した背景について語った。2014年以降、すべてのドライバーは、F1キャリア全体で使用するレース番号を選択する必要がある。ニック・デ・フリースは、スクーデリア・アルファタウリでのF1デビューにむけてカーナンバー21を走らせることを選択した。
「2020年の終わりに初めてメルセデスのF1テストを許可されたとき、僕はそのナンバーで走った。すべてのチームがテストドライバーまたはリザーブドライバーのために特定のバックアップナンバーを持っている。これは当時の偶然でした」とニック・デ・フリースはDe Telegraafに説明。「2021年にはフォーミュラEでチャンピオンも獲得したので、それは素晴らしい数字だと思う」「ちなみに我が家のラッキーナンバーは6だけど、ニコラス・ラティフィがここ数年その数字をドライブしていた。彼は現在F1を離れているけど、規則では、その番号は今後2年間使用できないと規定されている」ニック・デ・フリースは、スクーデリア・アルファタウリで角田裕毅のチームメイトになる。「裕毅はスピードがあるし、昨シーズン後半はピエール・ガスリーよりも定期的に速かった。僕は少し年上で、モータースポーツの経験も少しあるので、一緒にチームをさらに支援できることを願っている」とニック・デ・フリースは語った。2022年のスクーデリア・アルファフタウリは苦戦を強いられ、コンストラクターズランキングは9位に後退した。ニック・デ・フリースは「ピエールは何年もチームのためにドライブしてきたので、彼が去ったことでダイナミクスが少し変わっている。一緒にチームがサブトップに戻ることを確実にする必要がある。それには多くの時間とエネルギーが必要だ」とコメント。「イタリアのファエンツァにあるチームのファクトリーに定期的に顔を出す予定だ。みんなとの関係を築くことが大事だと思う。さらに、チームはイギリスのビスターにも空力部門を持っている。シーズン中は、レース以外では主にシミュレーターがあるミルトンキーンズにいる」「大まかに自分の通年のスケジュールはわかっている。実際、バーレーンでの最初のレース(3月5日)まで、毎日がすでに計画されている」
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