日産は今週末に行われるニュルブルクリンク24時間レース(以下、ニュル24時間)に、3台のNissan GT-Rで臨む。日産は、ニュルブルクリンクで多くの勝利をあげてきた。2015年のブランパン耐久シリーズにおけるプロクラスチャンピオン獲得、2013年のルーカス・オルドネスによるブランパン耐久シリーズ プロ-アマクラスタイトル獲得や2012年のニュル24時間レースでのSP8Tクラス優勝などがその例。
また、ミハエル・クルムは2013年に量産車としてのレコードタイムとなる7分8秒679を市販仕様のGT-Rで記録しています。今年のニュル24時間では、オルドネスとクルムに加え、SUPER GTで活躍する星野一樹と昨年のブランパン耐久シリーズチャンピオン、アレックス・バンコムが、日産GTアカデミーチームRJNの#35 Nissan GT-R NISMO GT3(SP9クラス)をドライブする。一方、このレースで2度の優勝経験を持つザクスピードの#48 GT-R(GT3仕様 SP9クラス)のステアリングを握るのは、ベテランのトム・コロネルとGTアカデミー出身のフローリアン・ストラウス、マーク・ガスナー。また、4人目のGTアカデミー卒業生、ジョーダン・トレッソンがSP8Tクラスに出場するシュルツ・モータースポーツのGT-Rをドライブする。今年のニュル24時間を前に、ルーカス・オルドネスは「ニュル24時間は世界で最もチャレンジングで、エキサイティングで過酷なレースです。去年は、総合9位フィニッシュという素晴らしい結果を残す事ができました。今年も、いわばドリームチームでの参戦です。去年同様、トラブルフリーでミスのないレースをしながら最大限の努力でベストな結果を残したいと思います。4月に行われた予選レースでは、長い距離を走る事ができました。ドライコンディションだけでなくウェットや少し湿った路面状況での走行もできた事は大きな収穫でした。また、10位に入り、トップ30予選への出場権が得られたことも非常に大きいですね」と語った。決勝レースは、5月28日(土)午後3時30分(日本時間 午後10時30分)にスタートが切られる。
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