元ハースF1チームのドライバーであるニキータ・マゼピンがモータースポーツに復帰。シルクウェイラリーのT3クラスで優勝した。ニキータ・マゼピンは、ダカールラリーフィールドに含まれるクラスの1つであるSSV(side-by-side)車両での10日間のラリーレイドイベントに出場し、モータースポーツへの復帰戦で勝利を挙げた。
ロシア出身のニキータ・マゼピンは、ロシアのウクライナ侵攻を受け、ロシアライセンスのドライバーがFIAの国際大会への出場を禁止された後、今シーズン直前にハースF1チームを解雇された。先週、モータースポーツに復帰したニキータ・マゼピンは、これまでのキャリアとは全く異なるカテゴリーで表彰台のトップに立った。「F1マシンと比較して、共通しているのはステアリングホイールと4つのホイールだけだ。とても暑くて、とてもチャレンジングで、リアルな試練だった」とニキータ・マゼピンはTASS通信に語った。「素晴らしい経験だったし、またやりたいと思う。10日間のオフロードは忘れられない印象を残した。ラリーの間、僕たちはチームと多くのことを経験した。非常に強烈だった。まるで一ヶ月くらいのように感じた」「これは僕の成功だけでなく、毎晩車で素晴らしい仕事をしてくれたチーム全体の勝利でもあることに言及することが重要だ」「ラリーマラソンとはどういうものをよく理解しているけど、トップレベルのモータースポーツでのキャリアをあきらめているわけではない」ニキータ・マゼピンは最近、F1復帰が近い将来可能であると「確信している」と述べたが、現在、ハースF1チームと法的な争いを繰り広げている。