ルノーF1のダニエル・リカルドは、F2バーレーン大会のニキータ・マゼピンのドライビングは“一線を越えた”と強く批判した。現在、Instagramに投稿したセクハラ動画が批判の中心になっているニキータ・マゼピンだが、もっと問題なのはその危険なドライビングだ。
バーレーンのレース1では、角田裕毅とフェリペ・ドルゴビッチへの過度な防御についてFIA(国際自動車連盟)からペナルティを科せられた。その走りは先輩F1ドライバーであるダニエル・リカルドの怒りを買った。「彼がしかたことは一線を越えた」とダニエル・リカルドは語った。またニキータ・マゼピンの行為は、今年初めてのスパ大会での無謀な行動をオーブザーバーに思い出させた。同じく角田裕毅へのブロックについてペナルティを科せられて勝利を逃したマゼピンは、“P2”のボードにぶつけて、ウィナーである角田裕毅の方へ飛ばしている。2021年からドライバーとして起用するハースF1のチーム代表ギュンター・シュタイナーも、F1ではF2で犯したミスを引き継ぐことはできないと語る。ニキータ・マゼピンのディフェンシブなドライビンは度を越えていたと思うかと質問されたギュンター・シュタイナーは「レースを見ていなかったが、あれは不正行為だ」と認める。「ニキータは非常にハードに戦い、ペナルティを受けた。それは学習進歩の一環だ。彼はあのようなミスをF1では起こしてはならないことを理解しなければならない」
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