ニコラス・ラティフィは、ウィリアムズF1のファクトリーを訪れて開幕に向けて本格始動。チームの本格的なF1シミュレーターは、ロックダウン中に多くの時間を費やしたF1公式ゲーム『F1 2019』とは“全然違う”と語った。来月の2020年のF1世界選手権の開幕にむけて、F1チームは準備を進めている。ファクトリーは、新型コロナウイルスの世界的な大流行によって7週間にわたって強制的に閉鎖されていたが、再び稼働を再開している。
ニコラス・ラティフィを含めた一部のF1ドライバーは、過去3か月間にわたってファンを楽しませるためにF1公式ゲーム『F1 2019』を使ったF1バーチャルGPや他のミニチャンピオンシップでオンラインレースを行っていた。今年、唯一のルーキーとなるニコラス・ラティフィは、火曜日のグローブにあるウィリアムズのF1ファクトリーに中断後初めて訪問。チームの本格的なF1シミュレーターに乗って、オーストリアGPへの準備を開始した。「オフィスに戻った最初の日は医師が恣意一日だった」とニコラス・ラティフィは自身の公式サイトで語った。「到着後すぐに新型コロナウイルスの検査を受けて、今はウイルスに感染していないことを確認した。レッドブル・リンクに向かう前に今月末にもう一度検査を受ける必要がある」「検査自体は問題なかった。思っていたほど侵襲的ではなかったし、不快ではなかったのは確かだ! 残りの一日は、いくつかのシミュレーターでの仕事とメディアの仕事に費やした」「以前のシミュレーションでの走行に対する多くの相関作業を行い、オーストリアとブダペストにむけた一般的な準備作業も継続した。シムで合計3時間運転した」「自分の家になるリグでF1ゲームを運転するのではなく、本格的なセットアップに戻ることに当初は戸惑った。まったく違う体験だ」「スピードを取り戻し、F1ゲームで身についてしまった運転の癖のいくつかを正すのに数周かかってしまったよ。こう言えば良いかな、現実の世界ではゲームのようなドライビングは許されないだろうね!」多くのスタッフが自宅で仕事をしているため、ファクトリーは通常よりも閑散としてたが、元のリズムを取り戻そうとするのは“素晴らしい感覚”だったとニコラス・ラティフィは語った。「自宅で働いている人がまだたくさんいるので、ファクトリー自体はかなり閑散といている。でも、適切な作業に戻ることは素晴らしい感覚だった」とニコラス・ラティフィは語る。「僕が会った全員が戻ることにとても興奮しているし、前向きだ。彼らの多くにとっても初日であり、彼らにも新鮮なモチベーションをはっきりと見ることができた」
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