武藤英紀は、インディカー第3戦の予選で17番手だった。武藤英紀の予選は、不運な形で第1ステージで終了した。計測終了5分前にソフトタイヤを装着し、ピットからアタックへと飛び出していった武藤だったが、そのタイミングで他車がスピンし、コースサイドに止まってフルコース・コーションが発生。ラン・オフ・エリアからのマシンの除去に時間がかかって計測再開がチェッカーフラッグ寸前となったためアタックのチャンスを十分に得られず、予選結果は17番手となった。
武藤英紀 (17番手)「イエローフラッグの出たタイミングが残念でした。ソフトタイヤでの計測は結局1周しかできず、何10分の1秒か足りずに第2ステージに進めなくなりました。1周ではフロントタイヤが最高の性能を発揮する状況になりません。次の1周の方がラップタイムはよくなるはずでしたが、我々には1周しかアタックできる時間がありませんでした。自分たちには今回の予選結果以上のポテンシャルを間違いなく持っていただけに、それを見せることができず本当に悔しいです。明日のレースは後方グリッドからのスタートとなるので、作戦がとても重要な意味を持ってきます。イエローの出るタイミングがよく、順位を上げることができる展開になるといいです」
全文を読む