F1エミリア・ロマーニャGP フリー走行1回目のハイライト動画。2021年のF1世界選手権 第2戦 F1エミリア・ロマーニャGPのフリー走行1回目が4月16日(金)にイモラ・サーキットで行われた。開幕戦から3週間のインターバルを経て、F1サーカスはヨーロッパに移動。例年ヨーロッパでは開催されない4月ということもあり、気温11.1度、路面温度20.9度と涼しいコンディションで60分のセッションはスタート。
今季からフリー走行はすべて60分に統一され、金曜日のセッションは30分ずつ短縮される。そのため、多くのドライバーが開始早々にコースイン。序盤にニキータ・マゼピン(ハース)がスピンを喫する。残り時間22分を切ったところで、セルジオ・ペレス(レッドブル・ホンダ)とエステバン・オコン(アルピーヌ)が接触。ペレスは左リアタイヤ、オコンは右フロントを破損し、コース上にストップ。セッションは赤旗中断となる。残り10分ほどでセッションは再開。各マシンがソフトタイヤでアタックラップを実施。タイムを出していなかったシャルル・ルクレールも本格走行をスタートさせる。赤旗中断によって望んでいたようなプログラムがこなせなかったフリー走行1回目。トップタイムを記録したのはメルセデスF1のバルテリ・ボッタス(1分16秒564)。2番手にもチームメイトのルイス・ハミルトンが0.041秒で続く、まだ最初のセッションであるが、メルセデスF1がしっかりと軌道修正してきたように見える。3番手にはレッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペン。トップとの差は0.058秒差と僅差だ。チームメイトのセルジオ・ペレスは前述のようにトラブルに見舞われて16番手。詳細はわかっていないが、左リアホイールが変形するほどのダメージを負っており、ホンダF1のテクニカルディレクターである田辺豊治が話し合いに参加しているシーンが映されるなど、心配な部分もある。4番手にはシャルル・ルクレール(フェラーリ)、5番手にはそこから0.092秒の僅差でそこからピエール・ガスリー(アルファタウリ)、6番手にはガスリーと同タイムでカルロス・サインツ(フェラーリ)が続いており、前戦の予選でも接戦を演じたフェラーリとアルファタウリが互角の走りをみせた。角田裕毅は、序盤のスピンに続いて、電気系のトラブルが発生。残り5分でコースに戻ったが、11周と全マシンで最も少ない周回数で最下位でセッションを終えた。セッション終了間際には最終コーナーでニキータ・マゼピンがスピン。すでにセッションは終了していたが赤旗が提示された。OO.ready(function() {window.pp = OO.Player.create("player", "Z4aDgyazE69OTeGSnLamxuiS0dVgEsWO");});
全文を読む