F1は、過去10年間のレースのトップ10をファン投票によって決定した。2010年代のF1世界選手権には大きな変化があった。V6ターボハイブリッドの導入を境に覇権はレッドブルからメルセデスへと移り、F1マシンの外観も幅広タイヤが導入されてワイド化し、高速化によって数々のコースレコードが更新された。
F1公式サイトは、ファン投票によって過去10年間のベストレースを決定。トップ10を発表した。 この投稿をInstagramで見る FORMULA 1®(@f1)がシェアした投稿 - 2020年 1月月11日午前5時01分PST 10位:2014年 F1ハンガリーGPウェットからドライへと変化する難しいコンディションで展開したレースは、チームオーダー論争や大クラッシュなど様々な出来事を経て、ダニエル・リカルドが2勝目を挙げた。9位:2014年 F1バーレーンGPルイス・ハミルトンとニコ・ロズベルグによる激しい“砂漠の決闘”は、今後の二人のライバル関係の前兆となるレースだった。8位:2010年 F1オーストラリアGP変化するコンディションの中、マクラーレンでの2戦目となったジェンソン・バトンが優勝。批判家たちを黙らせた。7位:2018年 F1ドイツGPレースを快適にリードしていたセバスチャン・ベッテルがまさかの単独クラッシュ。このレースからベッテルは調子を落とし、ティフォシたちもベッテルに疑いの目を向けるようになる。6位:2017年 F1アゼルバイジャンGPセーフティカー導入中にセバスチャン・ベッテルがルイス・ハミルトンに体当たりをくらわして物議を醸したレース。ランス・ストロールはF1初表彰台を獲得する。5位:2012年 F1ヨーロッパGPバレンシアでの最後のグランプリとなったレースではスペインの英雄フェルナンド・アロンソが11番グリッドから優勝。“最高の勝利”だと称した。4位:2012年 F1ブラジルGPセバスチャン・ベッテルとフェルナンド・アロンソがタイトルの可能性を残した最終戦。スタートでベッテルがスピンを喫して最後尾まで後退。一時トップに立ったニコ・ヒュルケンベルグが、再浮上を目指して1コーナーでルイス・ハミルトンと接触。最終的にベッテルが6位まで挽回して、アロンソが2位でフィニッシュしたことでタイトルを獲得する。3位:2019年 F1ブラジルGP一時はホンダが1-2-3体制を築いたレース。残り2周でハミルトンがアルボンに接触。最後はガスリーがハミルトンの猛追を抑えてF1初表彰台。マックス・フェルスタッペンが優勝してホンダが28年ぶりの1-2フィニッシュを達成した。2位:2011年 F1カナダGP雨でスタートして途中に2時間の中断のあった波乱のレース。リスゾート時には小林可夢偉が2位までポジションを挙げていた。最終ラップでトップのセバスチャン・ベッテルがスピンを喫してジェンソン・バトンが優勝。1位:2019年 F1ドイツGP雨で波乱の展開となったレース。コンディションの変化で多くのピットストップが行われ、多くのマシンがスピンを喫するなか、マックス・フェルスタッペンが優勝。ダニール・クビアトが3位表彰台を獲得した。
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