2019年のF1世界選手権 第19戦 アメリカGPのフリー走行1回目が11月1日(金)にオースティンのサーキット・オブ・ジ・アメリカズで行われた。前戦メキシコGPと2週連続での開催となるアメリカGP。金曜日のオースティンは晴れだが、気温は気温は8.6度、路面温度は14.1度とかなりの低温。現地時間11時に90分間のFP1セッションがスタートした。
真っ先にコースに出たのはメルセデスの2台。両マシンとも異なるエアロレーキを装着して走行しており、すでに2020年の開発に本格的に取り組んでいるのが見て取れる。ウィリアムズはジョージ・ラッセルに代わってニコラス・ラティフィがFP1を担当。来季のF1デビューが確実視されているラティフィはF2で経験できないサーキットで積極的に経験を積んでいる。そのラティフィは、開始30分が経過した時点でバンプでギアがミュートラルに入るというトラブルに見舞われた。このバンプでの衝撃には他チームのギアボックスにも不具合が発生している。フリー走行1回目のトップタイムはマックス・フェルスタッペン(レッドブル・ホンダ)の1分34秒057。2番手には0.169秒差でセバスチャン・ベッテル(フェラーリ)、3番手にはアレクサンダー・アルボン(レッドブル・ホンダ)が0.259秒差で続いた。他のホンダ勢ではトロロッソ・ホンダのピエール・ガスリーがトップから1.206秒差の4番手タイムをマーク。ダニール・クビアトも11番手と悪くないスタートを切った。メルセデス勢は他チームとは異なり、淡々とメニューをこなすセッションとなっており、通常のプログラムをスタートさせるであろうフリー走行2回目でどのようなパフォーマンスを発揮してくるか注目だ。またターン19のトラックリミットを超過してタイムを抹消されるドライバーが多かったこともフリー走行1回目のひとつのトピックと言える。マックス・フェルスタッペンとランド・ノリスが2回、ルイス・ハミルトン、シャルル・ルクレル、アレクサンダー・アルボン、ピエール・ガスリー、ダニール・クビアト、ランス・ストロール、ケビン・マグヌッセンがタイムを抹消されている。OO.ready(function() {window.pp = OO.Player.create("player", "djd3RwaTE6k_Z6Cx9x4XnGERwB5saNov");});
全文を読む