2018年のF1カナダGPの予選後、F1チーム対抗いかだレースが開催され、ウィリアムズが優勝した。1990年代後半、ジル・ヴィルヌーブ・サーキットのパドック裏手にあるモントリオール五輪で使われたボート会場で、F1チームのメカニックたちが独自デザインのいかだでレースを繰り広げられていた。
しばらく休止となっていた“いかだレース”だが、昨年、F1の新オーナーであるリバティ・メディアがこのレースを復活させた。ただし、新生いかだレースは、独自デザインのいかだではなく、製作キットをチームが組み立てるカタチで行われている。レースには、フェラーリを除く9チームに加え、FIA、ピレリ、TEAM F1、FAN'S TEAM TEAM CANADA GPの14チームがエントリー。結果はウィリアムズが優勝。現在、2位にはTEMA F1、3位にはマクラーレンが続き、表彰台でシャンパンファイトが行われた。ちなみに昨年優勝したのはマクラーレン。今年優勝したウィリアムズ同様、その時点でコンストラクターズ選手権で最下位だった。