MotoGPクラスの公式テストが2月25日(月)にいロサイル・インターナショナル・サーキットで最終日を迎え、複数の参加者たちが13日後の決勝レースが開催されるスタート時間(20時00分)に合わせて、レースシミュレーション(22ラップ)やロングランを実施した。トップタイムを記録したのはヤマハのマーベリック・ビニャーレス。1分54秒台を最多の5回刻み、初日に続き2度目のトップタイムをマーク。開幕ダッシュを決めた17年以来、2年ぶりに同テストで総合1番手タイムを記録した。
2日目に新人勢の最高位となる3番手タイムを記録したファビオ・クアルタラロは、1分54秒台を2回記録。0.233秒差の2番手タイムを記録した後、連続14ラップのロングランを行った。バレンティーノ・ロッシは、1分54秒台を4回記録して0.443秒差の4番手に躍進すれば、フランコ・モルビデッリは、0.452秒差の6番手タイムを記録。ホンダのマルク・マルケスは、6コーナーで初日に続き2度目の転倒を喫したが、1分54秒台を3回記録して、0.405秒差の3番手タイムを記録。ホルヘ・ロレンソは、2コーナーで初転倒を喫したが、1分54秒台を1回記録して、0.445秒差の5番手にジャンプアップ。中上貴晶は、初日に続き2度目の転倒を喫したが、1分54秒台を1回記録して、0.581秒差の8番手。2日目9番手のカル・クラッチローは、16コーナーで転倒を喫して17番手に後退。ポル・エスパルガロは、1分55秒台を1回、1分54秒台を1回記録して、0.562秒差の7番手タイムを記録。ミゲール・オリベイラは、15コーナーで転倒を喫して18番手。ヨハン・ザルコは、2コーナーで転倒を喫して22番手。ハフィス・シャリンは、最後尾の23番手。ダニロ・ペトルッチは、1分54秒台を1度記録した後、連続22ラップのレースシミュレーションを実行して9番手。2日目12番手のジャック・ミラーは、連続14ラップのロングランを実行した後、1分54秒台を2回記録して10番手。フランセスコ・バグナイアは、2コーナーで転倒を喫したが、連続15ラップのロングランを行い11番手。ティト・ラバットは、14コーナーで2日間連続の転倒を喫して14番手。アンドレア・ドヴィツィオーゾは、連続16ラップのロングランを行い、15番手。2日間連続20番手のカレル・アブラハムは21番手。2日目にMotoGPクラスで初めて1番手タイムを記録したアレックス・リンスは、2コーナーで転倒を喫して0.644秒差の11番手に後退すれば、ジョアン・ミルは、連続17ラップのロングランに取り組んで12番手。アンドレア・イアンノーネは、1.135秒差の16番手。アレイシ・エスパルガロは、連続22ラップのレースシミュレーションを実行して19番手。2日目22番手のブラッドリー・スミスは、15コーナーで転倒を喫して20番手だった。MotoGPクラスは、プレシーズンの全日程が終了。開幕戦カタールGPに参戦するため、10日後の3月7日に当地に再集結する。オフィシャルテスト3日目1. マーベリック・ビニャーレス: 1分54秒2082. ファビオ・クアルタラロ: 1分54秒441(+0.233秒)3. マルク・マルケス: 1分54秒613(+0.405秒)4. バレンティーノ・ロッシ: 1分54秒651(+0.443秒)5. ホルヘ・ロレンソ: 1分54秒653(+0.445秒)サーキットレコードラップ:1分54秒927(16年/ホルヘ・ロレンソ)サーキットベストラップ:1分53秒680(16年/ヨハン・ザルコ)オフィシャルテストベストラップ:1分54秒029(18年/ヨハン・ザルコ)
全文を読む