ダニ・ペドロサが、MotoGP 第15戦 日本GPのフリー走行2回目に転倒。右鎖骨を骨折し、残りの週末をキャンセル。代役としてHRCテストライダーの青山博一が走行することが決定した。ダニ・ペドロサは、2回目のフリー走行16周目の90度コーナーにおいてハイサイドで転倒。セッションをリタイアしメディカルセンターでの検査の結果、右鎖骨を骨折していることがわかり、15日(土)以降、決勝まですべてのセッションをキャンセルした。
代役として、RC213Vの開発テストを担当する、青山博一が出場することが決った。青山のレース参戦は、昨年のドイツGP以来となる。スペインに帰国し、バルセロナの病院で手術を受けるダニ・ペドロサは「本当に悲しいです。ホンダのホームサーキットでレースをすることをとても楽しみにしていた」とコメント。「このサーキットは大好きなサーキットのうちの1つだ。FP2のアウトラップでした。11コーナーに入った瞬間にリアから滑り、タイヤがグリップが復活したときに宙に飛ばされた。これ以上話すことはない。できる限り早くサーキットに戻ってこられるよう回復することに集中したい。僕の代役として彼のホームファンの前でレースをするヒロに幸運を祈る」青山博一は「ダニのことは本当に残念でした。早く治ることを願っています」とコメント。「このような形でレースに戻るのは、最良の方法ではありませんが、友人やファンの前でホンダのためにベストを尽くします。マイク・ジョーンズが僕のレーシングナンバ―の7をすでに使っているので、僕は73を使います。この番号は250cc時代の最初のシーズンに使った番号です」