マルク・マルケス(ドゥカティ)が7月11日、MotoGP第11戦ドイツGP(ザクセンリンク)の予選でポールポジションを獲得した。予選Q2では新ラップレコードを更新する走りを見せ、今季3度目のポールポジションを手にした。一方、アプリリアのマルコ・ベッツェッキはQ2序盤に激しいハイサイドクラッシュを喫し、救急車でメディカルセンターへ搬送された。前戦アッセンに続く大きな転倒となり、不安を残す結果となった。
マルク・マルケスが新レコードでポール獲得前日の走行でトップタイムを記録していたマルク・マルケスは、15分間のQ2で2回のアタックを行う戦略を選択した。最終的に1分19秒041を記録し、自らラップレコードを更新。今季3度目のポールポジションを獲得した。2番手には0.061秒差で弟のアレックス・マルケスが入り、3番手にはファビオ・ディ・ジャンアントニオが続いた。ドゥカティ勢がフロントローを独占している。トップ3のタイム差はわずか0.147秒。さらに4番手のラウル・フェルナンデスまでがトップから0.2秒以内に入り、僅差の予選となった。ベッツェッキがQ2で再び大クラッシュQ2序盤にはマルコ・ベッツェッキがターン7でハイサイドクラッシュを喫した。下りの左コーナーでリアタイヤがスライドした後、グリップを回復した瞬間にマシンがライダーを大きく跳ね上げる激しい転倒となった。ベッツェッキは自力で歩いて戻ったものの、セッションへ復帰することはできず、その後パドックから救急車でメディカルセンターへ搬送された。前戦アッセンでも大きなクラッシュを経験しており、2戦連続で激しい転倒となった。予選順位は8番手となっている。予選の展開Q2序盤はマルク・マルケスが1分19秒576でトップに立ったが、すぐにディ・ジャンアントニオが1分19秒5台へ更新した。さらにラウル・フェルナンデスが1分19秒262を記録して暫定ポールを奪取。その後、残り5分あまりでディ・ジャンアントニオが1分19秒188をマークして首位へ返り咲く。しかし最後のアタックでマルク・マルケスが1分19秒041を叩き出し、新ラップレコードとともにポールポジションを決めた。Q1組ではバニャイアが苦戦Q1を突破したファビオ・クアルタラロは6番手でヤマハ勢最上位を獲得した。VR46のフランコ・モルビデリは7番手だったが、金曜日のプラクティスでペドロ・アコスタの走行を妨害したとして決勝グリッド3番降格ペナルティを受けている。ランキング首位のホルヘ・マルティンは9番手に終わり、KTMのアコスタは10番手だった。Q1をトップ通過したフランチェスコ・バニャイアは11番手までしか順位を上げられず、ジャック・ミラーが12番手で続いた。ホンダ勢は全車がQ2進出を逃し、ジョアン・ミルの13番手が最高位となった。マルク・マルケスは新ラップレコードで今季3度目のポールポジションを獲得し、決勝でも優勝候補の筆頭として臨む。一方、アプリリアはラウル・フェルナンデスが4番手と好位置を確保したものの、ベッツェッキは2戦連続の大クラッシュに見舞われ、コンディションが決勝へ向けた大きな懸念材料となっている。ドイツGP予選結果1位:マルク・マルケス(ドゥカティ) 1分19秒0412位:アレックス・マルケス(グレシーニ・ドゥカティ) +0.061秒3位:ファビオ・ディ・ジャンアントニオ(VR46ドゥカティ) +0.147秒4位:ラウル・フェルナンデス(トラックハウス・アプリリア) +0.189秒5位:小椋藍(トラックハウス・アプリリア) +0.308秒6位:ファビオ・クアルタラロ(ヤマハ) +0.401秒7位:フランコ・モルビデリ(VR46ドゥカティ) +0.456秒 ※決勝3グリッド降格8位:マルコ・ベッツェッキ(アプリリア) +0.556秒9位:ホルヘ・マルティン(アプリリア) +0.588秒10位:ペドロ・アコスタ(KTM) +0.631秒11位:フランチェスコ・バニャイア(ドゥカティ)12位:ジャック・ミラー(プラマック・ヤマハ)13位:ジョアン・ミル(ホンダ)14位:ブラッド・ビンダー(KTM)15位:アレックス・リンス(ヤマハ)16位:ルカ・マリーニ(ホンダ)17位:エネア・バスティアニーニ(テック3・KTM)18位:マーベリック・ビニャーレス(テック3・KTM)19位:ディオゴ・モレイラ(LCRホンダ)20位:カル・クラッチロー(LCRホンダ)21位:アウグスト・フェルナンデス(ヤマハ)22位:トプラク・ラズガットリオグル(プラマック・ヤマハ)※モルビデリは金曜日のプラクティスでペドロ・アコスタの走行を妨害したため、決勝は3グリッド降格ペナルティを受ける。実際の決勝スターティンググリッドでは10番手からのスタートとなる。