8回のMotoGPチャンピオンであるマルク・マルケスに第3戦ポルトガルGP(4月18日)でのレース復帰の許可が下りたことを所属チームのレプソル・ホンダが発表した。マルク・マルケスは、2020年7月に開催されたスペインGPの決勝レース中に転倒して右上腕骨を骨折。感染性偽関節症を併発して複数の手術を受け、2021年の開幕2戦を欠場していた。
レプソル・ホンダ・チームは4月10日、右上腕骨の骨折からリハビリを続けるマルク・マルケスが昨年12月に3度目の手術を受けたスペインの首都マドリード市内の病院を訪れ、4度目となる精密検査を受けた結果、医師団から大変満足いく臨床的進展が確認され、骨の硬化プロセスに明らかな進展が満たれたことを確認。「スポーツ活動に存在する合理的なリスクを想定して、競技に復帰することができると診断された」と発表した。全てが問題なければ、マルク・マルケスは、第3戦ポルトガルGPで9か月ぶりにレース復帰を果たすことになる。