2018 MotoGP 第16戦の日本GPが10月21日にツインリンクもてぎで開催された。ドゥカティ・チームのアンドレア・ドヴィツィオーゾにとっては、不運なレースとなった。ポールポジションからスタートしたドヴィツィオーゾは、そのままトップを走行するが、レース終盤の20周目にマルク・マルケス(ホンダ)にオーバーテイクを許す展開となる。その後はマルケスと接近戦を演じるが、残り2周のターン10でデスモセディチGPのフロントがグリップを失ってクラッシュ。レースには復帰したものの、18位でチェッカーを受けた。
左手首の負傷により日本GPを欠場したホルヘ・ロレンソは、本日、チームに合流した後、検査のためにヨーロッパへ出発することを決定した。タイGPのクラッシュで負傷した左手首に痛みがまだ残っているため、今後数日間で詳しい検査を行う予定だ。ロレンソは、2週間後に開催されるマレーシアGPでの復帰を目指す。1週間後にフィリップアイランドで開催されるオーストラリアGPには、今日のレースで5位に入ったアルバロ・バウティスタがロレンソの代役としてファクトリー・チームから参戦する。ドゥカティ・チームは、この件に関して協力してくれた、アンヘル・ニエト・チームと代表のホルヘ・マルティネス “アスパー”、そしてバウティスタに感謝の意を表明している。アンドレア・ドヴィツィオーゾ(Ducati MotoGPチーム #04) 18位「今日のレースは、絶対に勝ちたかったので本当にがっかりしている。しかし、全体として見れば、僕たちは非常に速かったし、戦闘力も示すことができたので、ポジティブな週末だったと思う。素晴らしいレースができたが、マルケスに対するアドバンテージを生み出すことができなかった。マルケスを祝福したい。彼は今年、タイトルを獲得するにふさわしい走りをした。クラッシュについては残念だった。決して無理をしすぎたわけではなかったが、マルケスにアタックするためにベストな方法でコーナーを抜けようとしたときに、わずかなミスを犯してしまった。その代償は大きかった」
全文を読む