F1モナコGPでのピットレーンでのマックス・フェルスタッペンとバルテリ・ボッタスの接触事故を誘発したのはルイス・ハミルトンだった可能性がある。シャルル・ルクレールの接触事故をきっかけに導入されたセーフティカーでマックス・フェルスタッペンとバルテリ・ボッタスは同じタイミングでピットイン。作業を終えた二人はピットレーンで接触し、フェルスタッペンにはアンセーフリリースで5秒加算ペナルティが科せられた。
マックス・フェルスタッペンがルイス・ハミルトンを追いかける一方で、バルテリ・ボッタスは接触で右フロントタイヤがパンクしたことによって再度ピットインを強いられ、ハードタイヤに交換した。メルセデスは、ダブルピットストップを敢行していたが、バルテリ・ボッタスとマックス・フェルスタッペンのクラッシュはルイス・ハミルトンが誘発した可能性がある。メルセデスのストラテジストを務めるジェームス・ボウルズは「モアナコでセーフティカー中にピットストップできるのであれば、それは実際にこの上なく素晴らしいことだ」とコメント。「ダブルスタックのセーフティカーストップを行うときは、1台目がッピットレーンでサービスを受け、2台目がすぐにスロットに入れるように2台のクルマのギャップを空けることが重要だ。バルテリは完璧だった」「残念ながら、ルイスは離れる際にホイールガンのひとつを引っかけた。きとんとリセットするのに数秒かかり、コンマ数秒が犠牲になった。それだけではあるが、それだけあれば十分だ」