F1モナコGPが開催されるモンテカルロ市街地コースのスイミングプールのシケイン部分に大きなイエローの縁石が設置され、ドライバーが不満を口にしている。今年、モンテカルロ市街地コースには変更が加えられ、シケインをショートカットしてタイムを稼げないようにスイミングプールには、フォーミュラEで使用されたイエローの大型の縁石が設置され、さらにコーナー出口のバリア手前3メートルまで小さなスピードバンプが設置された。
スイミングプールの縁石について、一部ドライバーは不満を口にしている。「やり過ぎだ。去年の時点でもかなり大きかったからね」とバルテリ・ボッタスはコメント。「去年もヒットすると大変なことになっていたけど、それがさらに大きくなった。絶対に縁石に乗らないよう気をつけなければならない」「僕は構わないけどね。縁石に乗ったた、それは自分のミスだし、自分でその代償を払うだけだ。ロマン・グロージャンも「まったく理由がわからない。ポルシェスーパーカップ用?」と冗談交じりに述べている。「F1マシンでは、あの大きな黄色いものには触れてはいけない。フロントウイングを引っかければ、外れてしまうかもしれない。小さなミスで、ウォールに突っ込むことになるね」「前から縁石は大きかったし、そこに乗るとタイムをロスするようになっていた。だから、さらに対策が取られたのはちょっと驚いた」セルジオ・ペレスも「大きすぎるよ。あんな大きな縁石を置く必要があるとは思えない」と不定的だ。「去年までの縁石も十分大きくかったし、ヒットすればウォールに飛ばされそうだった。今年の縁石はグランドスタンドまで飛んでいってしまうね」また、最終コーナーからサン・デボーテ出口、カジノスクエアからポルティエ入口、トンネル出口からシケイン入口、タバコからプール出口までが再舗装され、新しいアスファルトになった。F