F1モナコGPの主催者は、安全性を改善するためにモンテカルロ市街地コースにいくつか変更を施すことを発表した。一番の変更点は、トンネル出口後のシケイン。昨年の予選でセルジオ・ペレスがクラッシュした場所だ。レーザー調査によって、ブレーキングエリアの路面の高さには20cmほどの変更が加えられ、シケインのアプローチが平たんになるように改修された。
さらにセルジオ・ペレスがクラッシュしたウォールは、さに14.6m後方に移動された。他の大きな変更点は、ピット出口に施された。マシンが以前よりも高いスピードでトラックに戻れるように木が取り除かれ、広く真っすぐに変更された。それ以外にもエスケープロードにはポール・リカールで使用されているグリップの高い舗装がなされ、サンデボーとスイミングプールのタイヤバリアはテックプロ・バリアに変更された。モナコ自動車クラブの声明は「安全性はモナコGP主催者にとって永続的な懸念だ」と述べた。「ドライバーと市民の安全を優先し、サーキットを現代化する継続した意思を示すことを目的に様々な処置を実行した」