ミック・シューマッハが、FIA F3ヨーロッパ選手権で初勝利を挙げた。今年でFIA F3ヨーロッパ選手権での2シーズン目を迎えているミック・シューマッハがスパ・フランコルシャンでのレースで嬉しい同シリーズでの初優勝を果たした。スパ・フランコルシャンは、1991年に父であるミハエル・シューマッハがF1デビューを果たした場所であり、1992年には同サーキットでキャリア91勝の最初の勝利を記録している。
「スパはシューマッハ家にとって得意な場所みたいだね」とミック・シューマッハはコメント。「勝つことができて本当に嬉しい。唯一言えるのは鳥肌が立ったということかな」「取り乱さないようにするには精神力が必要だったし、スリップストリームで抜かれないようにギャップを築く必要があった」ミック・シューマッハは、困難な時期を切り抜けるのが“シューマッハの強さ”だったとし、“自分の遺伝子にもそれが受け継がれていると信じている”と付け加えた。