ミック・シューマッハは、これまで目標としてきたF1復帰よりも、インディカーでのキャリア継続を優先する考えを明らかにした。2026年から参戦するアメリカ最高峰シリーズへの適応に手応えを感じており、2027年も残留する意向を示している。一方で、現在所属するレイホール・レターマン・ラニガン・レーシングでのシートは流動的な状況にあり、すでに来季に向けた話し合いも始まっているという。
ミック・シューマッハ「インディカーに残るつもり」数年間にわたりF1復帰を目指してきたミック・シューマッハだが、その考えは大きく変化したようだ。今季からインディカーに参戦するシューマッハは、当初こそF1復帰への可能性を残す意味合いもあったが、現在ではアメリカでのキャリア継続を第一に考えている。ナッシュビルで今季初のトップ10フィニッシュを記録したシューマッハは、コナー・デイリーのポッドキャスト『SpeedStreet』で将来について次のように語った。「本当にこのマシンが好きだし、僕はここに残るつもりだ」来季の所属先はまだ決まっていないものの、すでに交渉が始まっていることも認めている。「まったく話し合いをしていないと言えば嘘になる。あらゆる選択肢を探り、どんな形がうまく機能するのかを見極めることが重要なんだ」また、7度のF1ワールドチャンピオンであるミハエル・シューマッハの息子は、チーム選びの重要性についても強調した。「重要なのはマシンだけではない。チームやそこにいる人たちも大切だ。勝利はチーム全員でつかむものだからね」レイホール残留は不透明 メイヤー・シャンク移籍説もシューマッハの将来が注目される背景には、現在所属するレイホール・レターマン・ラニガン・レーシングの状況がある。チームは最近、3台目のエントリーを売却しており、2027年もシューマッハのシートを維持できるかは不透明となっている。その一方で、2027年に向けてメイヤー・シャンク・レーシングへ移籍する可能性も噂されている。オーバルへの適応にも手応えシューマッハはインディカーならではのオーバルコースにも挑戦しており、独特の身体的負荷についても明かした。「オーバルレースのあとにマシンを降りると、ずっと反時計回りに走り続けているから目まいがするんだ。これまで一度も経験したことがなかった」それでも、走りそのものについては自信を深めている。「オーバルの方が僕のドライビングスタイルには少し合っていると思う。オーバルでは非常に正確で、繊細な操作が求められるからね」インディカー参戦1年目のシューマッハは、F1復帰への未練よりもアメリカでの新たなキャリア構築へと軸足を移し始めている。来季の所属チームは未定ながら、2027年もインディカーで戦い続ける意思は明確になった。
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