ミック・シューマッハは、ハースF1チームの新しいチームメイトとなったケビン・マグヌッセンが、F1での2シーズン目に“良いベンチマーク”になるだろうと語る。ケビン・マグヌッセンは、2017年から2020年までハースF1チームでレースをしていたが、ミック・シューマッハとニキータ・マゼピンの加入をチームが決断したことでシートを失った。しかし、シーズン開始を目前に控えてロシア情勢によってマゼピンが解雇されたことで、マグヌッセンにF1復帰のチャンスが訪れた。
ケビン・マグヌッセンは、マクラーレンとルノーでドライブしたF1での豊富な経験を持っており、ミック・シューマッハは、自分自身を強化するためにマグヌッセンの知識を利用できると感がている。「僕とチームにとって間違いなく有益だ」とケビン・マグヌッセンの加入についてミック・シューマッハは語った。「彼は4年間チームの一員だったけど、もちろん、1年間の休憩があった。でも、チームの誰もが彼のことをを好きだ。チームのエモーションとフィーリングは本当にいい。そして、彼は良いリファレンスなので、今のところポジティブなことだけしかない」「彼の経験から利益を得ることができる。彼は優れたベンチマークだし、今では、自分自身を測定して、プレッシャーを感じ、プレッシャーの下で成果を上げようとする機会がある」昨シーズン、2人のルーキーを走らせたハースF1チームのプリンシパルを務めるギュンター・シュタイナーは、ケビン・マグヌッセンをフォールドに戻すことのチームとミック・シューマッハの両方のメリットを理解している。「もちろん、我々は彼(マグヌッセン)をドライバーとして評価しているが、彼がチームを知っているということも評価している。このような非常に短い時間でチームに加入するので、チームでの方法を知っている誰かがいて、チームが彼を知っているのは良いことだ」「ミックにとっても彼がいるのは良いことだ。それはミックを今より向上させるだろう。ミックは、これらの車の運転方法を知っている経験豊富なドライバーをチームに入れることに完全に納得している。彼は6年間それをやってきた。したがって、チームにとって全体としてこれは非常に良い動きだと思っている」