ミック・シューマッハは、まだヨーロッパF3選手権を制しただけかもしれないが、すでに将来のフェラーリドライバーとしての活躍が期待されている。元フェラーリドライバーのゲルハルト・ベルガーもミック・シューマッハの跳ね馬入りを期待するひとり。ミック・シューマッハは、父親であるミハエル・シューマッハが黄金時代を築いたフェラーリのドライバーアカデミー入りが噂されている。
「ミック・シューマッハは2年後にはフェラーリにいるだろう。だが、彼がモーターホームを運転するのか、F1を運転するかはまだわからないがね」とゲルハルト・ベルガーは冗談交じりに語る。2019年にミック・シューマッハは、プレマ・パワーとF2にステップアップすることが決定しており、すでにアブダビでF2マシンをテストしている。「冗談抜きにミハエルの息子のシーズン後半は印象的だった」とゲルハルト・ベルガーは続ける。ミック・シューマッハは、シーズン後半の12戦で7勝を挙げて逆転でタイトルを獲得。ライバルのダニエル・トィクトゥムが不正を疑うほどの活躍だった。「彼らは、彼が最高のマテリアルを得たので強くなったと言っているが、私はウエットでも彼が勝ったのを目にしている。それにF2で成長する機会もある」とゲルハルト・ベルガーはコメント。「もちろん、誰もが夢見ているのは数年後に彼が父親のクルマに乗っていることだ」
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