F1マイアミGP決勝を前に、ドライバーズパレードに斬新な演出が加わった。全20名のF1ドライバーが、通常のトラック移動ではなく、自走可能な巨大LEGOカーに乗り込み、コース上を走行しながらファンに手を振った。この特別仕様のLEGOカーは、各F1チームのカラーとリバリーを忠実に再現した専用デザインで構成されており、5.4kmのマイアミ・インターナショナル・オートドロームを1周。レース前の盛り上がりに一役買った。
これらのマシンは、昨年末に発表された「LEGO F1スピード・チャンピオンズ」シリーズに着想を得ており、F1とLEGOグループの複数年にわたるパートナーシップを記念して制作されたもの。設計と制作には26名のデザイナー、エンジニア、LEGOビルダーが携わり、チェコ・クラドノにあるLEGOグループの工場で2万2000時間以上をかけて製作された。このマイアミでの試みは、2025年シーズンにおいて家族連れを含む幅広いファン層に向けたエンターテインメント体験の一環として企画されたもので、今後のグランプリにおいても続く予定となっている。 この投稿をInstagramで見る FORMULA 1®(@f1)がシェアした投稿