F1マイアミGPの主催者は、F1首脳陣とナイトレース化について話し合っていると述べた。F1レースが革新的で新鮮なものになることを目指す中、マイアミがラスベガスに続いて夜間レースを行うという案が検討されている。日曜日の朝、マイアミGPのマネージングパートナーであるトム・ガーフィンケルは、F1との話し合いの中で、ナイトレースが検討されていることを明らかにした。
「その可能性についていくつか議論してきた」とガーフィンケルはメディアに語った。「この時期の天候は、明らかに予測不可能だ。今年は今のところとてもいい天気で、そよ風がとても役立っているが、昨年は季節外れの暑さだった」「しかし、F1やテレビなど、さまざまな要素が絡み合っており、ナイトレース化という決断には多くの要因がある。だから、そういうことをすべて天秤にかけなければならない。しかし、我々がそれに対してオープンマインドであることは確かだ」マイアミがナイトレースになることに反対する要因のひとつに、ヨーロッパとの時差がある。ロンドンから5時間遅れている。つまり、ナイトレースはヨーロッパの夜中に行われることになり、テレビの視聴者は大打撃を受けることになる。8時間遅れのラスベガスは、土曜日の夜にナイトレースを開催するので、ヨーロッパでは日曜日の早朝に開催されることになる。マイアミのナイトレースも土曜日に開催されるのかと聞かれたガーフィンケルは「今はまだ決定している段階ではない。もしやるなら、どのような形にするかという議論していると思う」と語った。主催者は3日間で合計27万人のファンを見込んでいるにもかかわらず、グランドスタンドや観戦エリアが満員にならないこともあり、今週末のマイアミ イベントに対する地元の関心を測ることは困難だ。しかし、ガーフィンケルは、チケットはすべて買い占められ、会場にいる人たちとサーキットにいる人たちの体験が台無しにならないように、会場がバランスを取ることが重要だと述べた。「完売でだ」と彼は言った。「我々はおそらく、需要とここにある部屋に基づいて、(1日あたり)15万枚のチケットを売ることができただろう。だが、すべての人に素晴らしい経験をしてもらいたい」「確実に人々の出入りさせたり、人の列ができないようにしたり、交通量が多くないようにならないことなどをするのは難しい」「毎年、運営を改善しながら少しずつ大きくしていきたいと思っているが、同時に、お客さまに良い体験をしていただけるよう、販売所やトイレの数も十分に確保したいと考えている」「橋の幅を2倍にしたのは、将来的に観客数が毎年少しずつ増えていくことを想定し、そのためのキャパシティを確保するためでもある」