F1マイアミGPは、アメリカでのF1生放送で史上最高の視聴者数を記録した。NetflixのF1ドキュメンター『Drive to Survive』に影響もあり、アメリカではF1人気が高まっている中、F1はアメリカ第2のレースとしてマイアミグランプリを初開催した。ESPNが発表した数字を見ると、2022年のマイアミグランプリは米国で大成功を収めた。
ABCで生放送されたマイアミGPのレースは、平均視聴者数が260万人で、ピーク時は290万人を記録。「アメリカのテレビでこれまでに生放送されたF1の最高の視聴者数」となった。以前の記録は、ESPNで放送された1995年ブラジルグランプリの生放送の174万人だった。F1としての括りで見ると、最高記録はインディ500後にABCが遅れて同日に配信した2002年モナコグランプリにまだ属しており、最も視聴されたF1レースのテレビ放送という意味では完全には記録を塗り替えることはできなかった。アメリカのF1のメインブロードキャスターであるESPNで放映された初のマイアミグランプリの予選では953,000人の視聴者が集まり、オープニングのプラクティスセッションには398,000人の視聴者が集まった。どちらも、2018年にF1がネットワークに戻って以来、予選またはプラクティスセッションでESPNの最高の視聴者数を記録している。マイアミグランプリは、トラックの観客にとっても成功を収め、レース当日は85,000人を超えるファンがスタンドに集まり、マックス・フェルスタッペンがマイアミGPで初優勝を果たした歴史を見ることができた。F1チームとドライバーはマイアミグランプリである光景を称賛していましたが、マックス・フェルスタッペンはトラックについて不満を言った数人のドライバーの1人だった。マックス・フェルスタッペンは、ターン14/15シケインのタイトで遅いセクションは、現在のF1カーには適していないことを感じている。また、このセクションは、保護されていないコンクリートバリアの安全上の懸念もあった。そこでは、カルロス・サインツとエステバン・オコンがクラッシュしている。また、路面もドライバーには不人気だった。