2025年F1メキシコGP フリー走行3回目の結果・タイムシート。現地時間10月25日(金)にエルマノス・ロドリゲス・サーキットで2025年のF1世界選手権 第20戦 メキシコグランプリのフリープラクティスが行われた。トップタイムを記録したのはランド・ノリス(マクラーレン)。2番手にルイス・ハミルトン(フェラーリ)、3番手にはジョージ・ラッセル,(メルセデス)が続いた。角田裕毅(レッドブル)は9番手でセッションを終えた。
■ ランド・ノリスがFP3最速、マクラーレンが主導権を奪還最終プラクティスでランド・ノリス(マクラーレン)がトップタイムを記録。2番手のルイス・ハミルトンに0.345秒差をつける圧巻の走りで、チームメイトのオスカー・ピアストリとの差も0.6秒。ドライバーズ選手権では14ポイント差で首位を追う立場だが、メキシコでは明確に優位に立っている。■ フェルスタッペンは6番手、レッドブル勢に課題残るマックス・フェルスタッペンは1分17秒242で6番手。中盤セクターは速さを見せたものの、最終セクターでロスしトップには0.6秒差。チームメイトの角田裕毅も9番手と苦戦しており、両者は異なるリアウイング仕様を比較テストしていたと伝えられる。■ メルセデスとフェラーリが上位を接近マークハミルトンが2番手、ジョージ・ラッセルが3番手につけ、メルセデス勢はともに上位争いへ。フェラーリ勢もシャルル・ルクレールが4番手と好位置を確保。タイトル争いを揺さぶる存在として両チームがマクラーレンとレッドブルの間に割り込む展開となった。■ ルーキー勢のハジャーが再び光る走りアイザック・ハジャー(レーシングブルズ)は1分17秒396で8番手。序盤から交通に悩まされながらも、2度目のアタックでセクター1と2を紫に染める速さを披露。前日のロングランデータからも、ミッドフィールド最上位候補として注目が集まっている。■ ウィリアムズとアルボンは不安定な挙動カルロス・サインツJr.とアレクサンダー・アルボンはともにミスを連発。特にアルボンはターン4で2度のオーバーランを喫し、パワーユニット設定の問題も報告。セットアップ変更が裏目に出ており、チーム全体でトラクション不足が目立った。■ アロンソにマシントラブル、アストンマーティンは停滞フェルナンド・アロンソはフロント右のトラブルで走行を中断し、ソフトタイヤでのアタックを行えず19番手。ランス・ストロールは13番手に留まり、週末を通じてグリップ不足と安定性の課題が続いている。2025年F1 メキシコGP フリー走行3回目 結果・タイムシートPosNoドライバーチームタイムGAPLAP14ランド・ノリスマクラーレン1分16秒633 22244ルイス・ハミルトンフェラーリ1分16秒9780.34529363ジョージ・ラッセルメルセデス1分17秒1450.51319416シャルル・ルクレールフェラーリ1分17秒1990.56626581オスカー・ピアストリマクラーレン1分17秒2320.5992361マックス・フェルスタッペンレッドブル1分17秒2420.60930712アンドレア・キミ・アントネッリメルセデス1分17秒2530.6201986アイザック・ハジャーレーシングブルズ1分17秒3960.76319922角田裕毅レッドブル1分17秒4150.782231098ガブリエル・ボルトレトザウバー1分17秒5260.893241155リアム・ローソンレーシングブルズ1分17秒5520.919201231エステバン・オコンハース1分17秒5740.941261318ランス・ストロールアストンマーティン1分17秒5980.965231427ニコ・ヒュルケンベルグザウバー1分17秒6641.031251530カルロス・サインツJr.ウィリアムズ1分17秒8011.168241623アレクサンダー・アルボンウィリアムズ1分17秒9941.361201787オリバー・ベアマンハース1分18秒0461.413231810ピエール・ガスリーアルピーヌ1分18秒4121.779241914フェルナンド・アロンソアストンマーティン1分18秒5811.948222043フランコ・コラピントアルピーヌ1分18秒6111.98712