2025年F1メキシコGP初日のフリー走行で11番手以下だったドライバーのコメント。10月24日(金)にエルマノス・ロドリゲス・サーキットで2025年のF1世界選手権 第20戦 メキシコグランプリのフリープラクティスが行われた。中団グループでは、リアム・ローソン(レーシングブルズ)が11番手につけ、チームメイトのアイザック・ハジャー(14番手)を上回った。マクラーレンのオスカー・ピアストリはセットアップに苦戦しながらも12番手を記録し、ハースのエステバン・オコンはアップデートの効果に手応えを語った。
ザウバー勢は15番手と16番手に並び、両ドライバーがロングラン重視のプログラムを実施。アルピーヌのフランコ・コラピントとピエール・ガスリーは後方に沈み、ウィリアムズのアレクサンダー・アルボンは終盤に壁に接触しかける場面もあった。高地特有の難しいコンディションの中で、各チームは明日の予選に向けた改善に取り組んでいる。11番手:リアム・ローソン(レーシングブルズ)「標高が高く、滑りやすくてグリップの低いサーキットなので本当に難しかった。でもマシンの状態は悪くない。FP1を走っていないドライバーが多かったから、FP3でしっかり仕上げる必要がある。路面はさらに良くなるはずだし、予選までに最適なパッケージを見つけたい。」12番手:オスカー・ピアストリ(マクラーレン)「今日は悪くはなかったけど、FP2は少し乱れた。簡単に改善できる部分もあると思うので、明日に向けてしっかりまとめたい。いい予選にしたいね。」13番手:エステバン・オコン(ハース)「面白い一日だった。いろいろなことを試してクルマについて多くを学んだ。全体的には良い方向に進んでいる。戦略面で正しい判断を下し、予選で自信を持って臨みたい。アップデートは確実に正しい方向に進んでいると思う。」14番手:アイザック・ハジャー(レーシングブルズ)「今日は厳しい金曜日だった。タイヤ選択の判断自体は正しかったと思う。新品のソフトを明日に残しているのが鍵になるはずだ。ミッドフィールドは非常に僅差で、ショートランではまだ少し足りない。今夜チームとしっかり分析して明日に備える。」15番手:ガブリエル・ボルトレト(ザウバー)「メキシコで走るのは初めてだったけど、普段とは全く違うコンディションだった。特に序盤はグリップが低くて難しかったけど、挑戦としては楽しかった。FP2ではソフトでラップをまとめきれなかったけど、バランスに関する良い情報を得られた。マシンのポテンシャルはもっとある。ここからさらに積み上げていきたい。」16番手:ニコ・ヒュルケンベルグ(ザウバー)「普通の金曜日だった。FP1は順調だったけどFP2は少し荒れていた。まだパフォーマンスを引き出す余地がある。今夜しっかり分析して最適化を進める。全体としては悪くない1日だったし、予選ではトップ10を狙えると思う。」17番手:オリバー・ベアマン(ハース)「FP1を走っていなかった分リズムをつかむのが難しかったけど、FP2では悪くなかった。特にロングランでは前進できた。ショートランはまだ改善が必要だ。前回ここで走った2023年と比べてマシンは良くなっている。アップデートの効果をさらに引き出せるよう今夜作業する。」18番手:フランコ・コラピント(アルピーヌ)「このユニークなサーキットで走るのは楽しかった。悪くない金曜日だったと思う。いくつかの縁石やバンプで不安定さを感じたが、全体的には良い方向に進んでいる。ロングランではいい感触を得たので、日曜に向けて役立つはずだ。」19番手:アレクサンダー・アルボン(ウィリアムズ)「今日はセットアップに少し苦戦した。路面がとても滑りやすくて、スピードを上げるまでに時間がかかった。ソフトでのアタックで壁に接触しかけたが、大事には至らなかった。今夜しっかり見直して、明日はもう少し良い位置に行きたい。」20番手:ピエール・ガスリー(アルピーヌ)「今日はFP1をポールが走った。彼は良い仕事をしてくれたし、有益なデータを持ち帰ってくれた。FP2ではマシンの感触が普段と違って、かなり苦戦した。グリップがまったくなく、シーズンの中でも特に難しいセッションだった。理想的なスタートではないが、チームで改善して明日に備えたい。」