F1メキシコGPは、2020年にF1カレンダーから消える可能性が高くなっている。F1メキシコGPは2015年に復活して以降、非常に人気の高いレースとなっているが、契約は今シーズン末までとなっており、主催者はまだリバティ・メディアと2020年以降の新しい契約に同意に至っていない。
メキシコ大統領は新しい鉄道プロジェクトに資金を回すために、今後はメキシコGPに財政支援を行わないことを発表している。F1は2020年も21戦のF1カレンダーを組もうとしているが、すでにベトナムGPとオランダGPの追加が決定しており、21戦以上に拡大されることがなければ、既存のカレンダーから2つのグランプリが姿を消すことになる。脱落候補のひとつに挙げられているホッケンハイムの広報担当ジョーン・テスケは、F1カレンダー拡大の可能性について「ノー。拡大は提案されていないし、21戦のままだろう」とコメント。「我々以外にもメキシコシティとバルセロナも契約を結んでいない。シルバーストンとモンツァは新しい契約を結ぶようだ」「だが、我々はザントフォールトの人々が時間内にF1に適したトラックにできるかどうかを見守る必要もある。それは野心的な目標だ」今年、F1ドイツGPはメルセデスのスポンサードによってなんとか救済されたが、ジョーン・テスケは2020年も同じことが当てはまるかはわからないと語る。「我々はメルセデスについて話をしているのではなく、リバティ・メディアについて話をしている」とジョーン・テスケは述べた。シルバーストン、モンツァ、ホッケンハイムが2020年の契約を成立させた場合、バルセロナとメキシコシティがカレンダーから脱落することになる。