メルセデス・ベンツのノルベルト・ハウグとフォース・インディアは、2011年のカスタマーエンジン市場に動きがあるという報道を否定した。バイエルンの TZ 紙は、匿名からの情報源として、レッドブルが来年メルセデス・ベンツのエンジンを搭載し、フォース・インディアがルノーエンジンに変更すると語ったことを報じていた。フォース・インディアはこの報道を否定。メルセデス・ベンツと2012年末まで有効な契約を結んでいると主張した。
また、メルセデス・ベンツへの支払いも遅れておらず、「これからも遅れることはない」と述べた。メルセデス・ベンツのモータースポーツ副社長ノルベルト・ハウグも、同社は契約的に拘束されていると主張した。「今年レッドブルに供給することもできた」とノルベルト・ハウグはドイツのテレビ局 Sky にコメント。「しかし、我々はマクラーレンとの独占契約があり、当然マクラーレンは拒否した」「もちろん我々は契約を尊重しなくてはならない。そういう状況だ」「かつて我々(メルセデス)と仕事をしていたマーク・ウェバーや、もちろんセバスチャン・ベッテルが当社のエンジンを使ってくれればとても嬉しいだろう」「しかし、現時点でそれはできない」