メルセデスF1のトラックサイドエンジニアリングディレクターを務めるアンドリュー・ショブリンは、F1エンジンの開発が凍結されているにもかかわらず、改善の可能性のある分野についてパワーユニットを綿密に調査していると説明した。F1は、現在のパワーユニットの開発を呈するエンジン凍結(3月1日に発行)を導入したが、信頼性と効率を向上させうために変更を加えることはできる。
アンドリュー・ショブリンは、シーズンの最初の4レースでのパフォーマンスが不足している新しいメルセデスのF1エンジンにいくつかの疑問を投げかけ、全体的なパフォーマンスを向上させるために、パワーユニットで探索できる領域がいくつかあると考えている。現在のパワーユニットのポテンシャルについて質問されたアンドリュー・ショブリンは「我々は常にそれについて分析を行ってる」とRacingNews365.comに語った。「デプロイメントの管理に関して改善できると思われる領域がある。ただし、現在はホモロゲートされたユニットであるため、信頼性のためにしか何をすることができない」「それでも、モード内で何ができるのか、そして、それらをどのようにうまく使用できるのかを考えるのを止めることはない。利用可能なモードをどのようにデプロイすることにさらにゲインを得ることができるないか」「我々は十分に速くない、そして、十分に速くないとき、改善のためにすべての領域を見ていくものだ」「したがって、パワーユニットの人々のミッションは、それに焦点を合わせ、ゲインを見つけるために我々ができる微調整を検討することにある」「そして、シャシー側では、現在、前進するためのさまざまなプロジェクトが進められている」メルセデスF1は、エミリア・ロマーニャGPでW13にいくつかのマイナーな空力アップデートを導入したが、これは車のポーポイズ問題の軽減にほとんど影響を及ぼさなかった。「今回はノーマルな空力開発だった。正直なところ、我々は個別にバウンシングの問題に取り組んでいる」とアンドリュー・ショブリンは認めた。「我々がここにもたらした開発は、それに影響を与えないことを認識していた。我々がそれらのパーツに焦点を合わせていたのはそれが理由だ」「しかし、余談だが、私たちはまだ、パウンシングを理解して克服しようと努力している」「タイヤのウォームアップと同様に、これはこの車の弱点であるもう1つの領域であり、競争力を高める前に修正する必要がある」