メルセデスGPは、チームのCEOを務めるニック・フライが取締役会を退いたことを明らかにした。ニック・フライは今後もメルセデスGPのCEOを継続する予定だが、メルセデスの広報は「ニック・フライはオブザーバーだが、投票権はない」とコメント。ニック・フライは、メルセデスとアブダビ企業のアーバー・インベストメンツがチーム株式を取得した後の1月26日に役員から離れたという。
またロス・ブラウンを除く前取締役もニック・フライ同様に役員会から離れており、代わりにメルセデスやアーバーの就任しているという。ニック・フライは、2002年にディレクターとしてBARに加入。2004年末にCEOに昇格し、以降ホンダ、ブラウンGP、メルセデスGPでCEOを務めている。