メルセデスF1は、レッドブルの告発を受け、リアウイングに“スコアマーク(すりきず)”があることを否定する。レッドブル・ホンダF1は、メキシコとブラジルでの印象的なストレートでのパフォーマンスを分析し、メルセデスF1のリアウイングを抗議する準備はできていると警告している。
先週末のF1ブラジルGPの予選後には、マックス・フェルスタッペンがメルセデスのF1マシンのリアウイングをチェックしていることが発見され、コンポーメントに触れたことで5万ユーロ(約650万円)の罰金が科された。しかし、メルセデスはW12の合法性に関するレッドブルの指摘を降っ速。トラックサイドエンジニアリング責任者を務めるアンドリュー・ショブリンは、リアウイングに違法なパフォーマンス関連のマークはないと主張した。「よく見ているが、スコアマークはない。何のことを指しているのかよく分からない」とアンドリュー・ショブリンはSky F1に語った。「しかし、そのストーリーが消えることはないようだ。我々の観点から、マシンに搭載しているものに完全に満足している」「我々は、FIAに彼らが望むだけリアウイングを見るように誘った。そして、彼らは我々の持っているものに何の問題もないとしている。我々はすべてのサーキットに行き、我々が持ってるなかでどれが最速のウイングあるかを調べ、それがマシンにボルトで固定している。それが我々がやり続けることだ」現在、メルセデスとレッドブル・ホンダは、両方のチャンピオンシップで接戦を繰り広げており、どちらのポイント差は1戦で覆される可能性がある。今週末のF1カタールGPでは、前戦ブラジルGPでのマックス・フェルスタッペンの防御について、メルセデスが新たな公開されたオンボード映像を証拠として再審を請求したが、棄却された。しかし、アンドリュー・ショブリンは、コース外の政治的な側面が、最後の3ラウンドでメルセデスF1の気を散らすことはないと語る。「恐らく、双方に迫撃砲弾が数種類ある」とアンドリュー・ショブリンは語った。「しかし、ご存知のとおり、チームは本当に団結している。ブラジルのような週末は、チームであろうとルイスであろうと、非常に多くの異なるエリアで非常に気が散っていた。とにかく頭を下げて仕事に取り掛かった」「我々は、マシンに勝てるペースがあることを示した。ブラジルは、両方のチャンピオンシップを獲れるという自信のためには素晴らしかったと思う。現在、素晴らしい場所にいる。それを実現するために、みんなが本当に一生懸命働いている」
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