メルセデスF1のタイトルスポンサーを務めるペトロナスは、今シーズン末でF1から撤退するとの噂を否定。メルセデスF1チームとは複数年契約を結んでおり、コラボレーションを継続していくと述べた。マレーシアの石油ガス会社であるペナロナスは、1995年にレッドブル・ザウバーのスポンサーとしてF1に参入。2010年にメルセデスがF1にワークス参戦を開始したとき、タイトルスポンサーとして露出を強めた。
しかし、今年8月にMotoGPからの撤退を発表しており、同社がF1からも撤退する可能性があるという憶測につながった。さらに、メルセデスがサウジアラムコとのタイトルスポンサー契約を選び、ペトロナスとの契約を解消するとの噂が浮上した。報道によると、メルセデスF1の株式の3分の1を保有するINEOSのサウジアラビアへの関与が、アラムコとメルセデスF1のパートナーシップへの道を開いたと主張している。しかし、ペトロナスは月曜日に声明を発表し、この噂の火消しに動いた。「ペトロナスとメルセデスは2010年以来、両当事者にとって相互に有益な協力的な長期的関係のパートナーである」とペトロナスは述べた。「昨年、我々はパートナーシップをさらに数年のサイクルに延長した。我々は、最先端のパフォーマンスを提供するために協力し続けることを誇りに思っている」F1は今年後半に初めてサウジアラビアでレースを行い、12月5日にジェッダはF1サウジアラビアGPが開催される。