メルセデスF1のチーム代表を務めるトト・ヴォルフが、2022年にルイス・ハミルトンのチームメイトとしてジョージ・ラッセルを迎えるという決断について語った。バルテリ・ボッタスのアルファロメオF1移籍発表に続き、メルセデスは9月7日(水)にジョージ・ラッセルを2022年のルイス・ハミルトンのチームメイトに迎えることを発表した。
過去4年間、メルセデスF1は、ルイス・ハミルトンとバルテリ・ボッタスとのコンビでダブルタイトルを4連覇中。しかし、今年はレッドブル・ホンダからの挑戦を受けており、ボッタスの不振は、セカンドドライバーとしての役割を果たし切れないレースもあった。トト・ヴォルフは、2022年のドライバー決定は簡単な決断ではなかったと語る。「我々にとって、これは簡単なプロセスでもストレートな決定でもなかった」とトト・ヴォルフはコメント。「バルテリは過去5シーズンにわたって素晴らしい仕事をしてきた。彼は、我々の成功と成長に不可欠な貢献をしてくれた」「ルイスと一緒に、彼はスポーツの2人のチームメイトの間におけるベンチマークとなるパートナーシップを構築した。それは我々のチャンピオンシップバトルで貴重な武器であり、前例のない成功を達成するために我々を後押しした」「彼は絶対にチームにとどまるに値するだろう。彼が来年アルファロメオとのエキサイティングな挑戦を選び、スポーツのトップレベルで彼のキャリアを続けることができたことを嬉しく思う。時が来れば、彼はチームのすべてのメンバーからの多大な善意を起こして我々の元を去ることになる。そして、彼は永遠にメルセデスファミリーの一員となるだろう」「2022年に目を向ければ、ジョージが彼のキャリアで次のステップを踏み出し、メルセデスに加わる機会を得たことを発表することができとてもうれしく思う。彼はすべてのレースカテゴリーで優勝してきた。そして、ウィリアムズとの過去3シーズンは、F1で彼の将来がどうなるかを我々に味わせてくれた」「今後、彼が我々の環境の中で、そして、史上最高のF1ドライバーであるルイスと一緒に学び続けるのを助けることが我々の挑戦だ。彼らの関係が成長するにつれて、強力なチームを形成し、今後数年間でメルセデスのためトラック内外で結果を出してくれると確信している」「2022年の計画を明確にして発表できたことで、肩の荷が下りた。しかし、今、我々の焦点は今シーズンの最後の9レースに戻っており、今年の世界選手権への挑戦にすべてを注ぎ込んでいる」