アルピーヌF1のエグゼクティブディレクターを務めるマルチン・ブコウスキーは、メルセデスF1が今後戦以内にレッドブル・ホンダとのパフォーマンス差を埋めてくるだろうと考えている。メルセデスF1は、大胆な戦略が奏功してルイス・ハミルトンがマックス・フェルスタッペンを抑えて2021年のシーズン開幕戦F1バーレーンGPでなんとか勝利を収めたが、レッドブル・ホンダF1の方がマシンのパフォーマンスは優勢だったと考えられている。
それは予選タイムでも裏付けられており、マックス・フェルスタッペンはルイス・ハミルトンに0.388秒差をつけてポールポジションを獲得している。アルピーヌF1のエグゼクティブディレクターであるマルチン・ブコウスキーは、必ずしもレッドブル・ホンダが必ずしも勢力図のトップを長く保持できるとは限らないという見解を示しており、メルセデスがイモラ、ポルティマオ、バルセロナで開催されるグランプリの過程で前進すると予想する。「レッドブルが前にいて、メルセデスはそれほど遠くないところにいるのは明らかだ」とマルチン・ブコウスキーは RaceFans に語った。「現時点では遅れていると思うが、2~3レースでどこにいるのか知りたいと思っている。なぜなら、彼らは大きく、非常によく構成され、非常に有能なチームだからだ。明らかにいくつかの問題を抱えているが、解決してくるだろう」F1バーレーンGPのレースペースは、2021年のF1世界選手権がメルセデスとレッドブル・ホンダの戦いとなる一方で、コンストラクターズ選手権の3位争いは混戦になることを示した。「強いマクラーレンがいる。アルファタウリは強く、フェラーリも強い。我々が予想していたよりも少し強いかもしれない。そして、我々、アストンマーティンがいる」とマルチン・ブコウスキーは付け加えた。「マクラーレン、フェラーリ、アルファタウリ、我々、そして、アストンマーティンのグループであり、アルファロメオもそう遠くはなかったと思うが、そのグループは非常に拮抗している。ほぼ5位~6位から16位がタイトだ。サーキット間およびコンディションによって可変するだろう」「したがって、我々の目的は、そのグループの後ろではなく、前にいることだ。現時点では、我々はその真ん中くらいにおり、前に出るのにはコンマ数秒足りたい」「次のレースは違うかもしれない。人々が自分たちのマシンを少し開発すしてくるので、それを見るのは面白いだろう。だが、2022年のレギュレーションが来るので今シーズンはそれほど長くはない」「ミッドフィールドがシーズンを通して非常に競争的な面白いシーズンになるだろう」
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