レッドブルF1のモータースポーツアドバイザーを務めるヘルムート・マルコは、2021年のF1世界選手権の“本命”は王者メルセデスだと考えている。バーレーンで3日間にわたって開催された2021年のF1プレシーズンテストで、最終日の午前中にはセルジオ・ペレスがトップタイム、午後にマックス・フェルスタッペンが3日間の最速タイムとなる1分28秒960をマークしてセッションを終えた。
レッドブル・ホンダF1がRB16Bでスピードと一貫性を示しているのに対し、王者メルセデスは初日からトラブルに苦しみ、スピード面でも目立つことがなかった。レッドブル・モータースポーツアドバイザーを務めるヘルムート・マルコは、2021年のF1プレシーズンテストは“チーム史上最高”の出来だったが、メルセデスはまだ“何かを持っている”と考えており、力強い挽回を果たすはずだと警戒する。「レッドブル・レーシングが誕生して以来、最高のテストだったのは確かだ。すべてが最初から正しく機能した」とヘルムート・マルコは RTL に語った。「だが、メルセデスが優勝候補であることはわかっている。彼らは我々よりもはるかに多くの燃料で運転したと思う。彼らが燃料搭載量に関して実際に他と致していなかったという事実は、彼らが多くの自信を持っているに違いないことをすでに示している。しがたって、彼らはまだたくさんのことを隠し持っていると思う」「メルセデスが優勝候補で、我々は最初の挑戦者だ。それが私が見ている状況だ」「彼らの背後はバトルになるだろう。マクラーレンは少し際立っていると思うが、メルセデスと我々のレベルではない。ミッドフィールドがより拮抗しているのは確かだ」
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