メルセデスのF1チーム代表を務めるトト・ヴォルフは、2020年のF1世界選手権ではレッドブル・ホンダとマックス・フェルウタッペンが最大の敵になると考えている。2月19日(水)にF1プレシーズンテストがスタートし、レッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペンは、新車RB16の限界を探りながら2回のスピンを喫したが、“サーキットのどこでも速い”と手応えを述べている。
メルセデスのF1チーム代表を務めるトト・ヴォルフは、今年誰が最大の挑戦になるかと質問に「レッドブルだと思う。マックスは糧は最年少チャンピオンになるわけだからね」とコメント。「レッドブルとヘルムート(マルコ)はそこれに大きな重点を置くと思う。それは彼らにとっていいことだと思う。だから、レッドブルは2020年に集中してくると思っている」今年、F1ハイブリッド時代のすべてのタイトルを獲得する可能性のあるメルセデスは、ルイス・ハミルトンが1番手タイム、バルテリ・ボッタスが2番手と好スタートを切った「我々は自分たちが望んでいたエリアでマシンを確実に改善させたえ」とトト・ヴォルフは Sky F1 に語った。「だから、今は多くの周回を重ね、すべてのパーツをテストし、さらに改善できるところを確認するだけだ。それで十分なことを願っている」「2019年にはいくつかの弱点があった。我々はマシンをあらゆる角度を調べた。今日の最初の午前中を終えたバルテリのコメントはポジティブなものだった。マシンは全体的にグリップ力があり、一体感があり、最初の兆候としては良いと思う」統計によると、トト・ヴォルフの監視下にあるメルセデスは、F1の歴史の中で最も強力なチームになり、6年間で12のタイトルは前例のないものとなった。「我々は仕事を楽しんで、開発しようとしている。7回目のチャンピオンシップがすべてではないが、我々は週末ごとにできる限りのことをやっている。2021年にはコスト上限とまったく新しい技術的規制を伴う大規模な革命があるので、2020年には非常に競争力を発揮しながら、それに適合したいと考えている」