メルセデスのF1チーム代表を務めるトト・ヴォルフは、フェラーリのF1エンジンは“桁違い”であり、メルセデスが匹敵するためには自分たちのF1エンジンを改善する必要があると語る。今シーズン、フェラーリがストレートで他のどのマシンよりも速いことは明らかであり、弱点だった低速コーナーも克服したことで、シーズン後半も優れたパフォーマンスを発揮し続けられる位置につけている。
フェラーリのF1エンジンについてトト・ヴォルフは「間違いなく桁違いだ」とはコメント。「通常、レギュレーションの成熟度を考えれば、あのような大きなステップを見つけられるのは珍しいことだ。現在、エンジンのフォーミュラになっている」「我々全員、エンジンパフォーマンスを向上させる方法を理解すると同時に、適切なパワー/ドラッグ比を見つけ、タイヤを理解する必要がある。物事の組み合わせだ」「フェラーリは過去にも非常に強い状況があったと思うが、現時点では彼らは直線スピードで皆を完全に打ち負かしているし、トラック全体でそれを補正するのは非常に困難だ。これが我々が克服しなければならない状況だ」