メルセデスは、F1シンガポールGPの予選で、ルイス・ハミルトンがポールポジションを獲得。バルテリ・ボッタスが4番手だった。ルイス・ハミルトン (1番手)「あのラップはスタートからとにかくパーフェクトだったし、それを続けることができた。魔法のように感じたよ。これまでのベストラップではないかもしれないけど、ベストのひとつのように感じた。仲間や僕が“セクシーラップ”と呼んでいるものだ」
「今日は1周しかそのラップができなかったし、その後は速くは走れなかった。このトラックは自信、ブレーキへの信頼、クルマの安定性が重要だし、そこに近づくためには数周しかない。そこを失うと、取り戻すのはとても難しい。だから、Q2でハイパーソフトで追加で2周できたことに感謝している。タイヤをもう少し理解することができたからね。Q3では各コーナーで限界を攻めているように感じたけど、ホイールスピンなどもなかった。今年は全般的にレースでかなり強かったと思うし、明日もそれを続けられることを願っている。良いスタートを切れるように今夜は懸命に作業するつもりだ。その後はタイヤを労われるかが重要になるだろう。ハイパーソフトを長く持たせるのは簡単ではないけど、僕たち全員が同じ状況だし、面白くなるはずだ。フェラーリとレッドブルは特にロングランのペースが良かったし、明日戦えるかは僕たちにかかっている。でも、今日良い仕事ができたことに感謝しているし、チームのみんなからのサポートに本当に感謝している。メルセデス、そして、チーム全体とのこの旅路はとにかく素晴らしい経験だ」バルテリ・ボッタス (4番手)「4番手はもちろん理想的ではないし、今日の結果には満足できない。FP3からQ3までは全てがかなり順調に進んでいたけど、Q3では他が多くを見つけていたのに対し、僕はできなかった。あまりトラックの改善を感じられなかった。ルイスは素晴らしいラップを決めたけど、コンマ7秒の差は明らかに大きいし、何が問題だったのかを詳しく調べて分析していく必要がある。フェラーリ、レッドブル、僕たちの間でロングランのタイムはかなり拮抗していたので、もっと高い位置で予選を終えてフロントローから攻撃できないのは残念だ。僕たちはここで去年よりも競争力があるのは間違いない。クルマは改善しているし、正しいセットアップの方向性も選べている。だから、明日に関しては楽観的だ。新しい一日だし、少なくともフェラーリの1台は僕の後ろからスタートする。僕たちには長いレースが待ち受けているし、セバスチャンの前に出るために懸命にプッシュするつもりだ。3チームが混在しているし、あらゆることが可能だ。このトラックはオーバーテイクが難しいので、スタートと戦略の両方がこのレースの勝利を決めることになるだろう」関連:F1シンガポールGP 予選 | ルイス・ハミルトンがポールポジション!
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