メルセデスのモータースポーツ責任者を務めるトト・ヴォルフは、F1イギリスGPのオープニングラップでまたもチャンピオンシップを争うチーム同士がぶつかったことを受け、フェラーリを非難した。ポールポジションからレースをスタートしたルイス・ハミルトンは、1コーナーで3番手まで後退。その後、ターン3でキミ・ライコネンにぶつけられてスピンを喫して最後尾まで後退することになった。
2週間前のフランスGPではバルテリ・ボッタスが第1コーナーでセバスチャン・ベッテルに追突されている。ベッテルの接触については5秒、今回のライコネンには10秒ペナルティが科され、ライコネンは最初のピットストップでタイムペナルティを消化している。レース後、表彰台に上ったルイス・ハミルトンはアクシデントをフェラーリによる“興味深い戦術”だと皮肉った。インシデントについてどう思うかと質問されたトト・ヴォルフは「レーシングインシデントか。残念なことっだ。ル・カステレで最初にやられて、今度はここで2度目だ」と Sky Sports にコメント。「大量のコンストラクターポイントだからね。ジェームス・アリソン(テクニカルディレクター)の言葉を借りれば『意図的か?それとも無能なのか?』だ。つまり、そこから判断すればいいということだ」フェラーリのキミ・ライコネンは、接触は自分に非があったと認め、ペナルティを受けるに相応しいものだったと語っている。パルクフェルメでペナルティは妥当だったかと質問されたキミ・ライコネンは「そうだね。僕のミスあった。あれは妥当だ」とコメント。「僕はペナルティに値するし、10秒ペナルティを受けて、戦い続けた。そういうものだ」「3コーナーで僕がロックして、ルイスのリアにヒットし、彼がスピンしたのは明らかなことだ。僕が悪い。そういうこともある。簡単なレースではなかった」ルイス・ハミルトンはなんとか巻き返して2位フィニッシュを果たしたものの、フェラーリはダブル表彰台を達成したことで、両方の選手権でリードをさらに広けている。それでも、トト・ヴォルフはホームレースであるドイツGPまでにはメルウセデスが自分らしさを取り戻すことを確信していると語った。【動画】 ルイス・ハミルトンとキミ・ライコネンの接触OO.ready(function() {window.pp = OO.Player.create("player", "JlMGtwZjE6mg1LqkbBRNxS7NeOHz-d73");});関連:F1イギリスGP 結果:セバスチャン・ベッテルが今季4勝目!!
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