メルセデスの新メンバー『カール・スノーマン』がF1バルセロナ合同テスト3日目の主役となった。F1バルセロナ合同テスト3日目は、カタロニア・サーキットの降雪によってセッション開始が3時間遅れ、その後も豪雨によって走行するマシンはほとんどないまま時間は流れ、最終的にタイムを出したのはマクラーレンのフェルナンド・アロンソだけだった。
メルセデスは、走行しないことを選択した5チームのうちのひとつ。代わりに新しいメンバーである『カール・スノーマン』を導入した。チームメンバー(おそらくメカニックのカール・ファンソン)にちなんで命名されたカールは、Twitterに公式アカウントが開設されてチームの状況をリポート。バルテリ・ボッタスの記者会見にも登場した。メルセデスは、セッション終了後のプレスリリースでカールの談話を公開した。「今日は間違いなく僕の人生で最高の一日だった」とカールはコメント。「僕が最後にテストに招待されてから10年以上の月日が流れた。2015年のルノーとのシルバーストンだった。バルセロナは初めてではない。ミカ・ハッキネンがピットレーンで雪合戦を始めた2002年に僕はマクラーレンとここにいた。だが、今日は今までで最も楽しかった」「チームは僕に本当に優しくしてくれた。全員がとても寒い中で待ちぼうけを食っていた。彼らは僕を暖かく迎えてくれた。そこまで暖かくはなかったけど、僕にはその方がいい」「僕にはみんなが天候についてそれほどまでに大騒ぎした理由がわからない。ていうか、人々は何を期待しているの? 冬季テストと呼ばれるには理由がある」「それと僕の健康状態についての噂についても語っておきたい。僕が死亡したという報道は非常に誇張されている。チームが僕のことをかなり丁重に扱ってくれていることを保証できる。チームは僕のために冷蔵庫という適切な宿泊施設を見つけてくれた」以上。関連:F1バルセロナテスト3日目:悪天候のなか決行もタイム計測はアロンソのみ
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