メルセデスのF1責任者トト・ヴォルフは、2017年シーズン前にフェルナンド・アロンソとメルセデスとの交渉の妨げになったのは主に契約の問題だったと述べた。マクラーレンとホンダのパートナーシップが危機的状況に陥るなか、今シーズン末でチームとの契約が切れるフェルナンド・アロンソは2018年もF1で戦う意向を示している。
以前、トト・ヴォルフは、過去のフェルナンド・アロンソとルイス・ハミルトンの衝突がアロンソを雇うことへの魅力を減らしたと述べていた。「全体としてのダイナミクス、担う役割でチームを見なければならない」とトト・ヴォルフは Movistar に述べた。だが、トト・ヴォルフは、今年ニコ・ロズベルグの後任として交渉したフェルナンド・アロンソとメルセデスとの最大の問題は契約面だったと述べた。「私にとってフェルナンドは素晴らしいドライバーであり、F1にとっても非常に重要な人材だ」とトト・ヴォルフはコメント。「そうだね、我々は彼と交渉をした。だが、彼は契約でマクラーレンに縛られており、我々はそれを尊重するので、交渉は成立しなかった」「それが状況だ。契約は尊重しなければならない」トト・ヴォルフは、今年マクラーレン・ホンダの問題が拡大しているのは明らかであり、フェルナンド・アロンソに同情すると述べた。「彼にとって楽な状況ではないのは確かだ。マクラーレンは偉大なチームであり、ホンダは偉大なエンジンメーカーだが、何らかの理由でまだうまくいっていないからね」「フェルナンドにとって、勝利を争えないのは簡単なことではないだあろう。だが、我々もマクラーレンがいないことを寂しく思っている。F1にとって重要なブランドだ。歴史を通して素晴らしいパフォーマンスを発揮してきた」
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