メルセデスは、2014年のワールドチャンピオンであるルイス・ハミルトンのパフォーマンスエンジニアを務めたジョック・クレアがチームを離脱することを認めた。メルセデスの広報担当は「我々はジョックの仕事に感謝しており、彼の今後の活躍を祈っています」と述べた。
このコメントは、1997年にジャック・ヴィルヌーヴのタイトル獲得を助け、2012年までミハエル・シューマッハと働いたジョック・クレアが、フェラーリに加入するという報道に続いて出されたもの。しかし、Blid は「メルセデスを離脱した後、クレアは今後1年間F1で働くことはできない」と報じている。だが、最近、大幅な組織改革を実施しているフェラーリは、ジョック・クレアがフェラーリですぐに仕事を開始することを望むと予想されている。フェラーリは、チームを離脱したパット・フライの後任としてジョック・クレアを起用するとされており、そのためにはメルセデスと合意に達する必要がある。