エイドリアン・ニューウェイをレッドブルから引く抜くために資金を用意しているのはフェラーリだけではないようだ。先週末のモナコでは、フェラーリの代表マルコ・マティアッチが、エイドリアン・ニューウェイにフェラーリ移籍を巨額でオファーしたとの報道を否定していた。それでも噂は根強く、レッドブルは「当面はレッドブルに専念し続ける」というエイドリアン・ニューウェイの発言を乗せたリリースを発表している。
レッドブルが、報道で取り上げられるフェラーリからの関心についてリリース内で特に触れなかった理由は、フェラーリの他にもエイドリアン・ニューウェイへのオファーがあるからかもしれない。 ヘルムート・マルコは、レッドブルのスタッフの関心を引くためにいくつかのライバルチームが“約2倍”を提示してきたことを明かした。「そして、我々はスタッフにきっちりと支払っている」当然、主なターゲットになっているのはエイドリアン・ニューウェイだ。ヘルムート・マルコは、エイドリアン・ニューウェイが、メルセデスの非常勤会長を務めるニキ・ラウダからオファーを受けたと Kleine Zeitungに述べた。同紙は、「ヘルムート・マルコが、フェラーリのルカ・ディ・モンテゼモーロ会長がエイドリアン・ニューウェイへのオファーを提示するために2週間早くバルセロナへ向かったと話した」と伝えている。 ヘルムート・マルコは「ニューウェイは追って知らせがあるまで、我々と共にレッドブルへと留まるを決めた」としている。
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