メルセデスは、規約違反とされた場合、ライバルより優位に立つことを防ぐためにシルバーストンで行われる若手ドライバーテストを欠席してもいいと申し出た。パリで開かれた国際法廷で、メルセデスのポール・ハリス弁護士は、チームはチャーリー・ホワイティングの許可なしでテストを進めることはできないと述べ、「関連性のある適切な承認を得るために、合理的だと考えられるあらゆる手を尽くして承認を得たと考えている」と主張した。
ポール・ハリス弁護士は、メルセデスは誠意を持って対応しており、規約に違反したとされた場合は、制裁は戒告や若手ドライバーテストの削減など小規模なものであるべきだと付け加えた。だが、国際法廷を傍聴したレッドブルのチーム代表はクリスチャン・ホーナーは軽い制裁では十分でないとの考えを明かした。 「どにょうなな処分が科されるべきかについては我々がコメントすべきことではないが、基本的に競技上の違反を犯したのであればそれに伴う競技上の処分がある」「若手ドライバーテストの禁止程度の制裁になるとは思わない。彼らはすでにレギュラードライバーを起用したテストを行なっているので、若手ドライバーテストを禁じたところでおそらくそれほどの制裁措置とはならないだろう」